九条蜂恵の復活
フィギュアは暑さに弱いです。特に夏場は室温でも自重で徐々に傾いてしまいます。
てことで我が家にも、今年の猛暑を越えることなく、購入から僅か二ヶ月で水平になったフィギュアがありました。
みずたまり: 暑い日が続きますが(2007.06.16)
長らく放置していたのですが、ふと思い立って修復してみることに。
以下作業内容。
まずは熱湯に浸けて曲がった足首を元に戻します。
余程ひどい変形でない限り、力を加えなくてもお湯の中で自然に戻ります。…今回のは手で曲げましたが。
そのままでは再び傾いてしまうので、補強として足裏から真鍮線を入れます。
ピンバイスで、足裏のダボ穴から膝下くらいまでを目安に直径1.5mmの穴を開けました。…直径の選定は、手持ちの真鍮線が1.5mmと2.0mmだったからで、根拠はありません。それと、先に小径で掘ったりもしてません。
ドリル刃は真っ直ぐに進めないと外に突き出してしまいます。
こういう作業は初めてだったので、ダメだったら失敗談としてブログに載せればいいやと取り掛かったのですが、感想としては意外と簡単。少しくらい斜めに入っても、物差しなどをガイドに補正すれば大丈夫。素材が柔らかいので修正が効き易いのです。
穴が開いたら、穴径に合う真鍮線を用意します。
素材の弾力を考えたら一回り太い2.0mmでも良さそうに思いましたが、内側から裂けないか心配だったのでドリル刃と同じ1.5mmにしました。
細い針金などで深さを測って真鍮線を切り、ペンチなどで穴に押し込みます。
穴径と同じだったせいか、あまり力を入れずに奥まで入りました。
てことで完成です。
これでまた飾ることが出来るようになりました。
作業としては1時間くらいですし、道具さえあれば難しいものではないので、興味のある方は挑戦してみては如何でしょうか。失敗しても責任は負いかねますが。
…得物が違う?
ずっと放っておいたからチェーンが行方不明なんですよ(笑)
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コメント
修理乙です。
補強の真鍮線は基本みたいですね。
ピンキーの首とかも曲がりやすいので、真鍮線で補強する、という方法をどこかで見たような気が。
投稿: mirv | 2007.10.06 23:23
コメントありがとうございます。
自分もガチャサイズのフィギュアに補強してるのを見たことがあって、そんな細い物にドリルを通すのは相当難しいと思ってました。でも意外と何とかなるモノですね。
ともあれこれで一安心。また飾って効果の程を確かめてみます。
真鍮線の届いてない膝上から曲がったりしたら、もう笑うしか無いですが…。
投稿: しんぺー | 2007.10.06 23:45